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Fuji City Forest Owners Association

富士市森林組合
​組合概要

基本理念・概要

基本理念

富士市森林組合は、霊峰富士の元、先人たちのたゆまぬ努力により守り育てられた富士山南麓や愛鷹山西麓の森林を、生活の森・水源の森・緑豊かな憩いの森として後世に末永く継承していくため、持続可能な森林経営の確立を目指し、森林環境の保全と循環型社会の形成に努めていきます。

経営方針

【長期ビジョン】

1. 富士山麓の森林の付加価値を高めを次世代に引き継ぎます

・循環型林業の推進を通じて、SGECと富士山の付加価値をPRし、森林の持つ機能を活かすとともに、先人が守り育てた富士山麓の森林を次世代に引き継ぎます。

2. 組合員のための森林組合を目指します

・組合員所有の山林情報を適正に管理していく中で、森林資源の整備を促進し森林の価値を高め、J-クレジット制度を活用した脱炭素社会に貢献することで、多くの利益を組合員に還元します。

3. 職員が働きがいを持てる森林組合を目指します

・安全を第一に職員の労働環境の整備と長期にわたる林業担い手の確保と育成を図り、職員がやりがいを持って働ける森林組合を目指します。

4. 地域・社会から信頼される森林組合を目指します

・森林資源の利用拡大を図るとともに、森林をフィールドにした環境教育の推進脱炭素社会の実現に向けた取り組みを行い、地域社会に貢献できる森林組合を目指します。


    関係行政機関と連携して森林経営計画の策定に取り組み、 森林施業の集約化、森林境界の明確化を積極的に実施します。 搬出間伐を主体とした森林整備の実施に努め、 森林の持つ公益的機能を十分に発揮できる森林づくりを目指します。

    概要

    会社名富士市森林組合
    代表者名代表理事組合長 渡井正孝
    連絡先電話 0545-35-5339
    fax 0545-30-8788
    所在地富士市大渕6979-5
    事業内容組合員への森林経営指導等
    購買・森林整備・素材生産・森林調査
    病害虫防除・住宅補助・支障木伐採
    地域活動(富士地区林業振興対策協議会・富士山森林認証グループ)
    組合員数1,021人
    出資金18930000円 6,310口
    役員理事理事13名 監事3名(内常勤理事1名/実践能力理事1名)
    職員森林整備プランナー4名 経理担当者1名
    協力事業体26班53人

    富士市森林組合 沿革

    • 昭和55年2月20日設立総会
    • 昭和55年4月21日設立登記 事務所 富士市林政課内
    • 昭和55年8月16日静岡県森林組合連合会加入
    • 平成4年    事務所移転 富士市大淵6979番地の5 木造平屋建 116m2
    • 平成25年11月1日SGEC森林認証取
    • 平成30年   SGEC森林認証グループ設立

    組合長のメッセージ

    海抜0メートルから富士山頂付近の2万4千ヘクタールまでが市域の富士市で活躍している森林組合です。森林は市域の約半分の1万2千ヘクタール。樹種は7割が檜で、FUJI HINOKIMADEのブランドで生産しています。

    近年、日本の林業は、輸入材との競争や、住宅着工件数の減少などにより木材の価格が低迷し、衰退産業と考えられております。

    しかし森林は清い水を造りだし、清い空気を生成し、CO2を吸収しています。それだけではなく森は動植物を守り、土砂災害を防ぎ、我々の生活を根底から支えてくれています。

    私たちは、そのことに誇りを持ち、富士山麓の自然を守りながら、この豊かな環境と共に、霊峰富士の森を次世代につなげ共に成長し続ける森林組合を目指しています。組合員の皆さんはもとより、このウエブサイトをご覧いただいた皆さんにおかれましては、私たちの活動を見守っていただき、お気づきの点がございましたら、遠慮なくご意見をいただきたいと思っております。

    ​施業内容

    森林整備事業

    富士山の麓 富士市の富士市森林組合が行っている森林整備事業の内容をご紹介致します。
    保育事業
    植林

    木材の生産を目的とするだけでなく、環境保全活動としても木を植えています。

    また、生態系の保護や森林の二酸化炭素吸収作用で、地球温暖化対策にもなります。
    下刈事業

    植栽した苗木により多くの太陽光を与えるために、苗木の周りにある雑草木を刈払いする作業です。

    枝打事業

    林の中の光が十分当たらなくなった下枝を切り落とす作業です。
    枝打をすることにより、節の少ない真っ直ぐな木材になります。

    保育間伐

    樹木の生育を促すために間引く伐採作業のことです。
    林床に太陽光が届くようになり、下草が生育しやすい環境ができ、土壌の流出防止にも繋がることから、土砂災害防止のためにも重要な作業です。

    素材生産事業

    間伐や主伐により伐採した木材を林外に搬出し、販売する事業です。

    害獣対策

    近年、植林をした後、木が大きく育つまで木の皮をシカ等に食べられ、植林した苗が枯れてしまう被害が増加しています。
    富士市森林組合ではこのような被害の対策として防護柵を設置しています。

    森の力再生事業

    山林所有者での森林整備が困難なため荒廃している森林を、山林所有者に代わって整備する事業です。

    富士山世界文化遺産森林景観整備事業

    富士山世界文化遺産構成資産へのアクセス道周辺を整備する事業です。